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法人概要
ご挨拶
多くの方々のご支援、ご協力により、特定非営利活動(NPO)法人 森林(もり)をつくろうも2019年2月で、設立15年目を迎えました。
日本の森林の現状や林業の抱える問題、日本の森林を元気にする方法の一つとして木材利用があることを知ってもらうために、山林所有者を含め、林業、木材業に携わる者で2005年より活動を続けています。
国土の約7割を占める「森林」は、私たちに美味しい空気と水を届けてくれる美しい場所です。
しかしその森林も、山村の高齢化により林業担い手の不足や木材価格の低迷が主な原因となり、次第に荒廃してきていると言われています。
森林は、水源涵養や土砂災害の防止という公益的機能を持っています。この機能を発揮するために、山村に暮らす人が森林管理をするだけでなく、私たち一人一人が森林の現状について関心を持つことが大切です。
特に、森林を誰が所有し管理しているのかを知ることは、大変重要なことだと思っています。なぜなら、そのことが皆さんに、日頃触れることの少ない「林業」について知ってもらう機会になるからです。
日本の森林は、国や都道府県などの「公」以外にも「私」が個人で所有し、手入れをされているところがあります。個人の財産とはいえ、上述の公益的機能を持つ森林にするため、手間ひまをかけて一生懸命育てておられます。ですから、地域性もありますが日本には、所有者の想いや考え方が反映した、多様な植生の森林が点在しているのです。
この多様な森林づくりを将来に残すためには、林業が魅力ある産業として受け継がれていくことが大切です。そのためには、森林で生産される木材を有効活用することが欠かせません。
そこで、NPO法人森林をつくろうでは、●植林や育林等の山林育成事業 ●広報活動事業
●果樹収穫や木工教室等の自然体験事業 ●国産木材PR事業の4つに分けて様々な活動を行っています。
最も力を入れている国産木材PR事業では、多くの人に国産木材の魅力を伝える活動を行っています。
中でも、「新・木造の家」設計コンペは、法人を設立した年から取り組んでいるメイン事業です。全国の大学生を対象に、「伝統構法」住宅の提案を募集し、優秀作品の一部は、修正を加えながら実際に施工するものです。
日本には、歴史ある木造建築がたくさん存在しますが、木造建築の勉強が十分にできる環境はほとんどありません。そのため学生は、木造建築はもちろん、林業や木材の特性について理解する機会もなく卒業してしまいます。
そこで私たちは、木材を有効に利用してもらうため、まずは木造建築について理解、関心を持つ設計者の育成が必要だと考えました。このことで救える森林がたくさんあるはずだと思います。
この他にも、NPO法人森林をつくろうでは、「伝統構法」について知ってもらうためのモデルハウスを2009年に建設しました。このモデルハウスでは、木造の構造について知ってもらったり、国産木材を使用した、こだわりのある家づくりを希望する方々の相談を受け付けたりしています。
国土の約7割を占める「森林」は、私たちに美味しい空気と水を届けてくれる美しい場所です。
しかしその森林も、山村の高齢化により林業担い手の不足や木材価格の低迷が主な原因となり、次第に荒廃してきていると言われています。
森林は、水源涵養や土砂災害の防止という公益的機能を持っています。この機能を発揮するために、山村に暮らす人が森林管理をするだけでなく、私たち一人一人が森林の現状について関心を持つことが大切です。
特に、森林を誰が所有し管理しているのかを知ることは、大変重要なことだと思っています。なぜなら、そのことが皆さんに、日頃触れることの少ない「林業」について知ってもらう機会になるからです。
日本の森林は、国や都道府県などの「公」以外にも「私」が個人で所有し、手入れをされているところがあります。個人の財産とはいえ、上述の公益的機能を持つ森林にするため、手間ひまをかけて一生懸命育てておられます。ですから、地域性もありますが日本には、所有者の想いや考え方が反映した、多様な植生の森林が点在しているのです。
この多様な森林づくりを将来に残すためには、林業が魅力ある産業として受け継がれていくことが大切です。そのためには、森林で生産される木材を有効活用することが欠かせません。
そこで、NPO法人森林をつくろうでは、●植林や育林等の山林育成事業 ●広報活動事業
●果樹収穫や木工教室等の自然体験事業 ●国産木材PR事業の4つに分けて様々な活動を行っています。
最も力を入れている国産木材PR事業では、多くの人に国産木材の魅力を伝える活動を行っています。
中でも、「新・木造の家」設計コンペは、法人を設立した年から取り組んでいるメイン事業です。全国の大学生を対象に、「伝統構法」住宅の提案を募集し、優秀作品の一部は、修正を加えながら実際に施工するものです。
日本には、歴史ある木造建築がたくさん存在しますが、木造建築の勉強が十分にできる環境はほとんどありません。そのため学生は、木造建築はもちろん、林業や木材の特性について理解する機会もなく卒業してしまいます。
そこで私たちは、木材を有効に利用してもらうため、まずは木造建築について理解、関心を持つ設計者の育成が必要だと考えました。このことで救える森林がたくさんあるはずだと思います。
この他にも、NPO法人森林をつくろうでは、「伝統構法」について知ってもらうためのモデルハウスを2009年に建設しました。このモデルハウスでは、木造の構造について知ってもらったり、国産木材を使用した、こだわりのある家づくりを希望する方々の相談を受け付けたりしています。
植林・育林などの山林育成事業では、皆様のご協力により、ヤマザクラやモミジ等の広葉樹の他、杉や桧の針葉樹の植栽も行っています。NPO法人森林をつくろうが目指す環境林と人工林の「共生」の森林づくりの一つです。
この事業は、植林をすることや山仕事の大変さを分かってもらうことを目的にしているわけではありません。植林という身近な森林づくり活動を通して、多くの人に森林へ来てもらい、森林が魅力ある素敵なところだと感じてもらうためです。私自身、人を魅了する場所は、人を幸せにし、人に大切にされると考えるからです。
森林はいくつもの世代に引き継がれながら(森林を通じた世代の共生)形成されていきます。そのため、森林の大切さを伝え、理解してもらうにも長い時間が必要だと思っています。だからこそ、「先祖から受け継いだ」貴重な森林を「後世」に渡すため、時間をかけて元気で楽しむ森林づくりを行いながら、たくさんの人と一緒に森林保全について考えていきたいです。
自然体験事業では、主に親子を対象とした体験型イベントを行っています。これは、日常生活で森林に親しむ機会の少ない人たちに、楽しみながら森林の大切さを学んでもらうためです。
高度経済成長以降、世界最先端の技術や便利なものが登場し、私たちは何不自由なく生活ができる環境にいます。
その一方で、犠牲にしてきたものも大変多く、特に人を思いやり、人に支えられて生きていることへ感謝する気持ちの薄れは、「自然と共生して生きている」ことを忘れているようにも感じます。
そこで参加者には、他の参加者と協力しながらのモノづくりや、栗やみかん等の自然の恵みの収穫体験を通して、「共生」について考えてもらうようにしています。
私たちが生活する全てが「環境」であることを忘れず、皆さんに少しでも森林へ関心を持ってもらえるような活動を続けて行きたいと思っています。
まだまだ未熟な法人ですが、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
2020年5月
特定非営利活動法人 森林をつくろう
理事長 佐藤 和歌子
活動理念
1.元気な山を呼び戻します!!ーテーマは共生ー |
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20年後、30年後の自分や家族に、そして100年後の子孫に残せる森林づくりはじめませんか? |
2.日本の木の温もり・優しさを伝えます。 ―健康づくりは木に触れることから― |
市場・製材まで、なかなか見ることのできない木材製品のできるまでをお見せします! |
概要
設立 | 2005年2月3日 |
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連絡先 |
TEL 0952-65-4176 URL http://www.mori-tukurou.com |
主な事業 |
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役員 |
理事
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会員 |
正会員 16名 賛助会員 個人 35名 団体 1団体 (2020年4月現在) |