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【後援団体賞】トステム賞 大黒柱のレシピ

制作者
日本大学大学院
小田島立宜(理工学研究科建築学専攻)
宇佐見拓朗(理工学研究科建築学専攻)
小川朋大 (理工学研究科建築学専攻)
 

-四つ建ての再解釈で家族・緑地・地域がつながる家-
2022年三大都市圏特定市から一斉に緑が消える。
生産緑地以外の市街化区域内農地も、1992年度から
「宅地化」が進む20年の間に約6割減少している。
都市では、目に見えて緑地が減っていく一方で、
「緑地」を媒介とした家族や地域の見えないつながりも
同時に消えていっている。

そこで、農村の伝統的な「四つ建プラン」を再考し大黒柱を空間化することで、
新たに「生産緑地」から「宅地化」される住宅に「緑地」を取り込み、
家族や地域、世代をつなげる「都市型農業住宅」を提案する。

01.四つ建の再構築が家族をつなぐ
 農村部に見られる伝統的な田の字プラン。真ん中に大黒柱を据えることで
 四方に柔軟な空間を生み出している。
 大黒柱を肥大化させ空間化させることで住宅を立体的につなぎ、
 空気循環の役割を担う。住宅内のPUBLICなスペースと PRIVATEなスペース
 が大黒柱を通じてつながる。柱割りを45度回転させることで部屋が横断的に
 配置され、細分化された柱が活動を誘発する。

02.2022年に消えゆく緑地をつなぐ
 2022年三大都市圏特定市から一斉に緑が消える。生産緑地以外の市街化区域内
 農地も、1992年度から「宅地化」が進む20年の間に約6割減少している。
 都市部では、目に見えて緑地が緑地が減少していく一方で「緑地」を媒介とした
 家族や地域の見えないつながりも同時に消えていっている。生産緑地が宅地化
 されてゆく地域に都市型農業住宅を提案することで、消えゆく緑をつなぐ。

03.閉鎖的に変わりゆく地域をつなぐ
 都市部から緑地が消えると緑地を媒介として生まれていたつながりも消える。
 緑地が宅地化されつながりが消えることで、内部の暮らしがブラックボックス
 化される。住宅の外側に農地を纏うことで、栽培・調理・食事の一連の行為を
 通じて地域とつながる。

 

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