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トステム賞 木漏れ日回廊がある家

制作者
九州女子大学
入邊伊代(家政学部人間生活学科)
相園朱音(家政学部人間生活学科)

家族構成
祖母、父、母、小学生6年女子、同3年男子

木造伝統構法2階建て
敷地面積:203.98㎡
建築面積:  85.70㎡
延床面積:146.41㎡

建築計画地
北九州し木屋瀬地区で宿場の街並みが残る市の重要歴史的町並み保存区域内にある敷地
前面道路が42条2項道路で敷地の後退が必要
規制制限区域内であるが、基本的に伝統的様式に拘束されることはなく、街並みの景観を
壊さない配慮が求められている。
妻入りの町家格子・居蔵造りが町並みの建築的特長

木漏れ日回廊の土間
家の周りを土間空間としている
この土間空間はウチでもソトでもない空間です
この空間を設けた背景には、前面道路が42条2項道路であるため敷地後退を余儀なくされた
ことで、庭空間が狭くなるため回廊式のニワ空間をしたことにはじまります。

この回廊式の土間には屋根が無く、バーゴラと日除けのための穴の開いた帆布からなり、太陽
の光が木洩れ陽となって、土間の床を賑やかに彩ります
通りとの境界は格子塀を設けることで、町並みとの調和と通りの気配を感じる役割を果たします
そして、もう一つの重要な役割は、季節イベントの装飾の場となります。

回廊は通りの活性化の拠点
女子はイベントごとが大好きで、一緒に何かをすることで仲良くなります
例えば、ハロウィンで一緒に飾り付けをしたり、近所の人とイベントの打ち上げや女子会などを
気兼ねなくすることができます
床が土間なので、子供のお漏らしもペット同伴も大丈夫です
安心して子供たちを遊ばせる遊び空間でもあります

森林整備にどのような効果を
この建物で使っている木材は、地元産の京築ヒノキと日田スギを使用し、造作材には間伐材を
使用し、地産地消を基本としている
輸入の木材に頼らず地元の木材を使用することで、トラックや船などによる長距離の運搬時、
大気中に排出する多くの二酸化炭素を防ぐことができ地球温暖化防止に役立つ
また、地元の木材を使うことで山の手入れが自然と行き届くだろう
すると、ミネラルが山から皮を伝わって海に流れ海の幸にも良い影響を与える
 

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